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2008.04.08 Tue
ザ・ホテル―扉の向こうに隠された世界 (文春文庫)ザ・ホテル―扉の向こうに隠された世界 (文春文庫)
(1999/11)
ジェフリー ロビンソン

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~プロフェッショナルたちの仕事ぶり。思ったより面白かった!

土曜日に銀座教文館をぶらぶらしていて、ふと見つけた本。
誰かが手に取った後、ちゃんと棚に戻していなかったようで
平積み本のうえに、ぽんと置いてあったのです。

ジャーナリストがホテルを取材した上で書いたフィクション本だそうで
高級ホテルの裏側で起きていることを書いた本。
という裏表紙の紹介だったので、「ホテル裏事情」的な本かな~と思って
あまり期待もせずに買いました。

が、読んだら予想以上に面白かった!
ホテル関係者の日々の仕事ぶりが、総支配人から料理長、コンシェルジュから
警備員や設備工事担当者、キーパーやリネン係まで
章ごとに様々な視点で描かれています。

ホテルはイギリスの伝統的な名門5星ホテル。
(日本で言えば帝国ホテルみたいな感じでしょうか)
作中でも金泳三韓国大統領が訪れ、女王陛下がクェート首長との晩餐会を催し
お金持ちの方々が宿泊しています。

そして、様々な部門の人々が日々それぞれの部署で
プロフェッショナルとして山積する問題に奮闘する姿が描かれます。

旧態依然としたホテルを変えるべく、呼び戻され、一つ一つ仕事を進める総支配人。
夜間の客の様々な要求や、トラブルを解決していく夜間支配人。
大使館との間で、賓客の対応を調整する宴会支配人(直前は3日間徹夜)。
厳格な態度で、ホテルの治安を守る警備員……。

決して賞賛されるわけではなく、できて当たり前と思われる仕事。
終わりはなく、毎日が戦いで気が抜けません。

最後に何か事件が解決するわけでもない。
でも、読み終わった後しゃきっとするような爽快感や、気持ちよさがあるのは
直接的には触れられませんが
作中の人々が、それぞれの仕事にプロとしての覚悟とプライドを持ってあたり
対立はしますが、良いホテルを作ろうという気概があるからなのでしょう。

ホテルの裏側小話的なものを想像していましたが、
思いもかけず、気持ちよい仕事振りの本でした。
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