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拝啓御両親 娘は今日も元気です
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2006.03.03 Fri
恨ミシュラン (上、下)
西原 理恵子, 神足 裕司
朝日文庫
20060304155933.jpg

「サイバラ茸」に続いて、サイバラシリーズを買ってしまった。
疲れているのか、私!?
でも、めちゃめちゃな方だけど
子供に対する愛情とかすごくあったかくて
読むと元気になるんですよ~。

で、文庫なので適当に買った「恨ミシュラン」でしたが
かなり面白かったです。
意外。

実はまずい有名店に行って、こき下ろす
という雑誌の連載をまとめた本なんですが
身につまされることが多数。

かつては美味しかった有名店も、名が売れて行列ができると
慢心して料理もサービスも最低に。
それでつぶれるならまだいいけど、
相変わらず「名前」を有り難がって食べに行く人がいると
そのままずっと続いてしまう、
そんな店が多数登場。

カモ料理のラ・トゥールダルジャン、タイ料理のコカレストラン
周富徳さんの富臨飯店などが、ばっさばっさと切られている。

一番ショックだったのは「わらじや」
そう、あの谷崎潤一郎が「陰影礼賛」の中で
燭台のあかりと行灯のあかりについて言及している舞台のお店。

ただ古くてぼろっちくて、料理も旨くないのに高くて
サービスもボロボロだったそうだ。
がーん。

中学校の教科書で出てきたので、直後の修学旅行の時に行きたいなと
胸を弾ませたものの、8000円~という値段に断念していたのです。
行かなくてよかった~。
っていうか、向こうもいくらまずかろうが
田舎の修学旅行中学生に来られたら困っただろうしなあ


中には、有名店でありちゃんと料理・サービスの質が高いところも
ありますが。

どんなに美味しいお店でも、慢心しちゃったら
転落するのはあっという間なんですよね。
でも、有り難がって行く人がいるから
それでも存続しちゃう店がある!

田舎者が東京に出てきたときに
80年代ならファッション雑誌を買って買い物をしていた
90年代になると、グルメ雑誌を読んで
かっこいい店を知ってモテようとした。
そんな「田舎者」と「マスコミ」の罪もある。
そんな解説も面白かった。

これがウォークマンとかだったら、
悪い製品だったら買う人は少なくなるんでしょうが
飲食の場合は、
「これがまずい?おまえの舌がおかしいんじゃ!」
という居直りが通じてしまう店もあるんですよねえ。
もちろん、つぶれてしまう店もあるわけですが。

いくら有名でも、まずいと思った店には行かない!と誓った読後でした。
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