またまた「ほぼ日」で紹介されていた本 リーダーの有無を中心にした、組織論の本です。 なかなか面白かった ■音楽業界VS音楽ソフト交換の会社 ■今までの百科事典VSウィキペディア ■アメリカ軍VSアルカイダ ■スペイン軍VSアパッチ族 …… というように クモ型組織→リーダーがいて、トップダウンで物事が決まる ヒトデ型組織→リーダーがおらず、メンバーが勝手に動く組織 を比較しています。 比較そのものも面白いのですが、随所に考えさせられる事例が出てきて とても面白かったです。 列挙してみると ・ウィキペディアのように、リーダーがない組織は昔からあった (別にネットが発達した今固有の現象ではない) ・クモ型組織は、ヒトデにはかなわない →読んでいくと、はじめの1つはたいていつぶされるのですが それによって状況が悪化 よりリーダーが分からない状態になって、戦えなくなる 逆に考えれば、始めのヒトデはたいていクモにつぶされる ・ヒトデ型組織をつぶすには、金やモノを与えればよい →利益分配をめぐって必ず内部分裂して、組織が崩壊する 歴史的に使われてきた手法 まとめると、人はお金が絡まないと性善説的な行動をとるが お金が絡んだとたんに、性悪説的な行動に変わる、と言える 現在はクモ型の組織がほとんどだが、ヒトデ型組織の攻撃にさらされている でも、ヒトデ型組織ではお金を儲けることができない (金が絡むと、上記のように組織崩壊するから) じゃあ、企業はどうなればよいの?というと クモとヒトデのハイブリッド型が提唱されています。 今後の様々なサービスや商品の行方を考えるのに とても参考になりそうな本でした。 |
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