
今日は女子映画デー。友人とジュリーアンドジュリアを見てきました。
前後におしゃべりもたっぷりして、楽しかったわー。
映画『奥さまは魔女』のノーラ・エフロン監督による、
すべての女性たちにオススメの応援歌。
1961年に出版され、アメリカの食卓にフランス料理の大旋風を巻き起こした料理本の著者と、
その本を手に幸せをつかもうとする現代女性の2つの物語を紡ぐ。
魅力的な主人公を演じるのは、『マンマ・ミーア!』のメリル・ストリープと、
『魔法にかけられて』のエイミー・アダムス。試行錯誤の末に女性として、
そして人間として光り輝く彼女たちが勇気をくれる。
日比谷のシャンテでしかやっていないです。
教えてくれた友人、どうもありがとう!!
2つの時代の頑張る女性が主人公なのですが、やっぱり見どころは
ジュリア役のメリル・ストリープ!
プラダを来た悪魔で上司部下のコンビを組んだスタンリー・トゥッチと今度は夫婦設定。
ミランダとは正反対のトール&太っちょ、底抜けで明るい外交官の妻役です。
ほんとこの人って、役によって全然違う人間を演じられるんですね。
外交官の妻というイメージを裏切って、ちょっとダサいくらいなんです。
かっこいいわー。メリル。スタンリーもまた素敵です。
こんな性格がよくて、かっこよくて、妻を応援してくれる人…、
女性にとって理想的すぎじゃなくですか。
最後の方に実話ならではのなんともやるせないエピソードもありますが、
(そこ解決しないんかい!)
ジュリアの頑張りに癒されます。情緒不安定なジュリーよりは
時代は違えどジュリアの頑張りの方にいやされるなあ。
でもがんばる過程はもうちょっと丁寧に描いてくれたらいいと思う。
試行錯誤で苦労している感情移入がもっとできるとね。
あと、ハリウッドが作ったから仕方ないんだろうけど
料理の話なのに料理があんまりおいしそうじゃないぞ!なぜなんだー!
料理を失敗するところはリアルなのに…
作った料理をもっと映そうよ。盛り付けも美味しそうにしようよ。
じゃないとアメリカにフランス料理を伝えたジュリアの努力が報われないじゃないか。
料理といえば、食堂かたつむりもどんな映画に仕上がっているのか楽しみですね。
映画後には銀座のユザワヤをぶらぶら。
ビーズが気になりました。おっきいビーズ好きです。

カールじいさんの空飛ぶ家
久々に映画を観てきました。
ピクサー最新作、カールじいさんの空飛ぶ家。
ほぼ日で、ものすごくリスペクトされていたのでいつか見たいと思っていたのです。
子供向けのアニメとしてもワクワク楽しめるのですが、
じっくり深く考え始めると、なんだか考え込んでしまう…。
そんな深さをもった映画でした。

シャネルに続いて、最近見た映画第2弾
知人に勧められてみましたが(ありがとうございました)…
めっちゃよかったです!これは確かに2度以上見たくなる。
クライマックスシーンで思わず号泣してしまいました。
実写より、アニメって素直に見れますね…
ITマニアック系と家族の絆形のバランスが上品にとれていて
とても秀逸でした。
それと、商業的に狙っているポイントがちゃんと
嫌みなく成功しているのがすごい。
ざっと挙げただけでもこれだけ広い興味付け間口があるのですが
それがちゃんと自然に取り入れられて成立しているのです。
すごいなあ。
・セカンドライフ的バーチャル世界
・家族(親類)の絆
・地方色(長野県上田市)
・悪役がいない
・バーチャファイター的バトル
・戦国武将
・トトロ的広い家
・消防士さん、救急隊員、自衛隊
・数学オリンピック(実は実際日本は成績が良い)
・iPhone(アメリカ帰りの叔父のiPhoneはちゃんとAT&T)
・アバター
・村上隆的現代アート
・かっこいいおばあちゃん(励まし系でもある)
・大衆知
・高校野球
・ヒーローもの的変身シーン
・題名はスターウォーズのパクリかしら
・実は豪華な声優と主題歌(おばあちゃんは富司純子さん!声優初!)
欲を言えば、おばあちゃん以外にもカッコいい女性がいてほしかったなあ
ヒロインはまあ別として、おばあちゃんの娘・孫・嫁世代の女性は
みんな日常の些事に追われていて、活躍しなかったからなあ。
でも、幅広い年代の人に楽しめると思います。ぜひ!



今日は友人に誘ってもらって久しぶりに映画館で映画。
(お誘いありがとうございました!)
「ココ・シャネル」を見ました。
いや~、想像以上にかっこよくて素敵でした。これは女性同士で見てほしい。
70歳になって10数年ぶりにコレクションを発表、大失敗したシャネルが
それまでの半生を振り返りながら、次のコレクションに再挑戦するまでを描いた映画。
シャーリー・マクレーン演じる70歳のシャネルが、とにかくかっくいー。
くわえタバコでドレスを「いけてない」とびりびりびり…。しびれます。
最初に働いたメゾンのおかみさんとか、そこのふとっちょのお客さんとか
わき役の女性たちも一癖あって素敵(笑)。
真実がどうであったかはまた別ですが、
自分の信じた仕事に突き進む女性はかっこいいです。
かわいいおばあちゃんもいいけど、
あんなかっこいいおばあちゃんにもなりたいなあ。
70歳になっても挑戦して、失敗しても這いあがれる人でありたいです。
お正月にはまた別の映画で、シャネルの5番が生まれたエピソードをやるそうな。
偶然なんですかね?そちらも楽しみになりました。
ちなみに、これまた知人からすごくいい!と聞いた
「サマーウォーズ」も見たいと思っています。

久しぶりに映画館で映画を見ました。
ブログに書いた最後の映画は2007年8月。
その後も何本か見たとは思いますが、本当に久しぶりだったなあ。
この映画は日経で絶賛されていたので、見たかった映画。
相方さんが誘ってくれて、今日見てきました。
感想は…、確かに面白かった!
第2次世界大戦前から社会主義にかけてのチェコ現代史を、
一人の給仕人の人生に重ねて魅せてくれる映画。
世界史は苦手ですが、Wikiでチェコの歴史をちょっと勉強。
大国に翻弄され続けた歴史です。
チェコの巨匠監督が、チェコの巨匠作家の小説を原作に映画化。
凄惨な歴史をウィットの利いたユーモアと、美しい画像と音楽で魅せてくれます。
前半の軽くて華やかなパートと、ナチ占領が始まる後半との対比も見事。
監督と原作者の人生も映画以上に波乱万丈です。
公式サイトがすっごく充実しているので、映画を見た後ぜひチェックしてください。
ちなみに「英国王給仕人」は、主人公ではなく
プラハの高級ホテル「ホテル・パリ」の給仕長スクシーヴァネク(写真右)。
ちゃっかり強かな主人公とは対照的な、気骨の人物です。
「給仕人」という職業が、いかにプライドを持って勤められているかも見所です。

ちょっと早いクリスマスとして、行ってきました!BLUE MAN。
きっかけは日経の一番後ろの面に載っていたコラムを見たことだったような・・・
2回の先行販売には外れましたが、通常販売で2ヶ月前にようやくチケットゲット
それからは、広告がバンバンうたれてちょっとびっくりしましたが・・・
劇場も専用劇場を作っちゃったんですね
感想としては、期待通り面白かったです
舞台に連れ出された観客とのやり取りとか、
フラッシュ効果とか
でも唯一の心残りは、最後列だと舞台が遠くてあんまり見えない!こと。
トイレットペーパーのパフォーマンスとかは最後尾が面白いんですが。
全席1階ですし、通常の劇場としてははぜんぜん小さいのですが
このパフォーマンスは近くで見ないと分かりにくい部分も合ったので
その分ちょっと盛り上がり切れていないところがあって歯がゆいのです
手拍子の始まりはだいたい係員さんだったりするし・・・
みんなが近くから見れたらそんな配慮もいらないんでしょうけどね
とっても宣伝しているので、ある程度の広さが必要なのは仕方ないのでしょうが
後ろの方の席はランクを下げた方がお客さんも納得すると思います
あ、でもこうゆうパフォーマンス
もっと日本でも広まったら面白いですよね
この精神は他にも応用できる気がしますし~
ちょっと文句も書いちゃいましたが、一度はオススメです☆
二人とも痛快な映画が好き、ということで
レッスン!を見てきました

荒れている高校の、さらに荒れている「居残り組」に
ふとしたきっかけで、上流階級のダンディーな社交ダンスの先生が
ダンスを教えることになって
はじめは反発していたけど
ふとしたきっかけでみんなまじめにやるようになって
でも大会のときに主人公が事件に巻き込まれて
大会に来れなそう!
とすっごくベタなストーリー(笑)
子供達のそれぞれの事情とか、
主人公の心情とか、
先生の抱えている心の傷とか、
さらりと流されて、もっと丁寧に描いたほうがいいのにな~
という感想は残るものの
音楽とダンスで痛快!で
終わった後に、素直に「楽しかった~」と思える映画でした。
やっぱり、映画は楽しいのがよいです☆

以前から、何となく心に引っかかっていたミュージカル「RENT」
前職にイギリス帰りの後輩がいて、飲み会で趣味の話題になった
何が好きなの?と聞いたら、ミュージカルが好きだという。
私も今までミュージカルは別世界のものだと思っていたけど
「マンマ・ミーア」を見てから、面白いと思ったという話をして
お勧めのミュージカルって何?というようなことを聞いた。
そうしたら、「RENT」が絶対いい、と言う。
まだ日本ではやっていないけど、日本に来るか
NYに行く機会があったら、是非見てほしい、と強く勧められた。
普段はクールな奴だと思っていたので、
RENTを熱く語る姿とのギャップもあって、心に残っていた。
で、時は過ぎ、最近になってこのミュージカルが映画化されたというので
GWに早速見に行った。
(舞台の方では、実はもう日本公演はやっていたらしい。知らなかった。)
すごく面白い!という感想を抱いた訳では決してないのに、
なぜかものすごく心に響いて、残る映画だった。
1989年のクリスマスイブのNY、イースト・ヴィレッジ。
映画監督志望とミュージシャンというボヘミアン(芸術家)な二人が
RENT(家賃)を払えと催促される、
そんな場面から、物語は始まる。
メインの登場人物の多くはHIVに侵されていて、
まだ10代、20代なのに、自分の死が近いことを意識して毎日を生きている、
そんな内容。
HIV=死がすぐ近くにあった1989年のNYの空気。
でも、悲しいわけじゃなくて、切ないというものでもないような。
そのあたりは主題歌のSeasons of Loveから伝わってくると思います。
↑リンクをクリックするとビデオクリップと歌が聞けます。
(すぐにビデオ部分が表示されないこともありますが、
しばらくほっとくと始まります)
今日私は5回もリピート。歌詞は末尾に載せたのでどうぞ。
このミュージカルは脚本、作詞、作曲を手がけたジョナサン・ラーソンが、
プレビュー公演前日に35歳の若さで亡くなっている、という
劇的な幕開けを迎えている。その後の大ヒットを原作者は見ていない。
どうして亡くなったのだろうと思って、調べてみたら
なんと「ほぼ日」の松原耕二氏のコラムにそのことが詳しく書いてあった。
おそらく以前自分は読んだことがあるはずなのだが、すっかり忘れていた。
(このコラム、なかなか他には詳しく解説されていない
ラーソンについて書いてくれているので、ぜひご覧あれ。)
死因は大動脈瘤破裂。
ミュージカルを書き始めた90年から初演の96年まで、
ほとんどひとりで、ろくな食事もとらずに
無名の彼が脚本、作詞、作曲作りに没頭したというから
その過労が彼の寿命を縮めたのではないだろうか。
そして、彼のその気迫のこもった制作活動が
このRENTの、うまく表現できない影響力の源になっているのでは
ないだろうか。
松原氏も友人に勧められてみたという。
見ている途中に、作者が前日に亡くなったことをしって衝撃を受け
劇の見方が変わったという。
私も知人に勧められて見た。
このミュージカルは、きっとそうやって広まって来たし
これからも広まっていくんだろう。
追伸:
蛇足だが、松原氏のコラムを見て(ミュージカル版のストーリー解説によって)
初めて
・ロジャーの恋人は自殺していたこと(映画ではそこまで分からず)
・ミュージカルでは、ロジャーがついに自分の歌を完成させて
恋人の前で歌う場面でラストだったこと
(映画版では蛇足的なシーンが追加されている)
ことを知った。
この辺は映画より、オリジナルのストーリーの方が秀逸。
もったいなし。
Seasons of Love
COMPANY
Five hundred twenty-five thousand
six hundred minutes
Five hundred twenty-five thousand
moments so dear
Five hundred twenty-five thousand
six hundred minutes
How do you measure -- measure a year?
In daylights -- In sunsets
In midnights -- In cups of coffee
In inches -- In miles
In laughter -- In strife
In -- Five hundred twenty-five thousand
six hundred minutes
How do you measure a year in the life?
How about love?
How about love?
How about love?
Measure in love
Seasons of love
Seasons of love
SOLOIST #1
Five hundred twenty-five thousand
six hundred minutes
Five hundred twenty-five thousand
Journeys to plan
Five hundred twenty-five thousand
six hundred minutes
How do you measure the life
Of a woman or a man?
SOLOIST #2
In truths that she learned
Or in times that he cried
In bridges he burned
Or the way that she died
ALL
It's time now - to sing out
Tho' the story never ends
Let's celebrate
Remember a year in the life of friends
Remember the love
Remember the love
Remember the love
Measure in love
SOLOIST #1
Measure, measure your life in love
ALL
Seasons of love ...
Seasons of love